お金を学べるおすすめ本30

書籍

「働いても働いてもお金がたまらない」
「将来の年金は危なそうだけど、きちんと暮らしていけるの?」

こう思ったことはありませんか?
かつての私もそうでした。
収入が増えたとしても、同じ様に支出も増えていきました。
このまま結婚したり、子どもを持ったり、家を買ったり、自分の親と同じような人生を歩むにはお金が足りないんじゃないかと不安に思っていたものです。

なぜなのかと自分で考えても、中々答えは見つかりません。たどり着いたのは
「そもそもお金の事って、分かっているようで全然分からない」
という事でした。

考えてみれば当たり前のことです。学校では、将来お金を稼ぐために、仕事につくための知識や一般教養は教えてくれますが、お金そのものにまつわる知識は教えてくれないからです。

また家庭でもお金に関する話はタブーだったりして、私たちの多くが大学生になったり、遅ければ社会人になって初めてお金について考えなければいけなくなるのです。

私も、例えば親に「どれくらい給料もらってるの?」とか「老後のためにどうやってお金の準備をしているの?」なんて聞ける雰囲気でもなかったように思います。おそらくこの記事を読んでいる皆さんもそうなのではないのでしょうか。

その後幸いにも私は不動産投資の会社に入ったことで、お金についての知識を扱う仕事のため、本を読んで勉強するようになりました。

今から紹介するような書籍を読んできた中で感じるのは、ただ何も考えずに働いているだけでは、私たちの多くはお金を貯めたり、増やしたりしていくのは難しいという事、自分で動き出さなければいけないという事、そして何より、お金について意識し、具体的な行動に移すのは、若ければ若いほど良いという事です。

資産運用をお手伝いする会社として、お金に関する知識を広めていく事は、とても社会的価値があることだと感じています。私たちが普段、お客様とお話しさせていただく中で、不動産投資や資産運用についての正しい知識や、いま抱えているお悩みの解決方法をお伝えして、喜んで帰っていく方を見るたびに、嬉しい気持ちになります。

私たちが直接お会いできない方にも、この記事で紹介する本をお読みいただき、自分の資産とお金を考えるきっかけにしていただければと思います。また、お金に関する知識を身に着けて、将来の不安のない人生を歩むためのお手伝いができれば嬉しいです。

目次

1.何を選べばいいか分からない初心者向けのお金の本

「お金のこと何も知らない」
「とにかく分かりやすい本が良い」
という方に向けて選びました。
読みやすい順に並べたので、よく分からないという方も、順番によんでいただくと良いと思います。

1.1.誰も教えてくれないお金の話/うだひろえ

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本の内容

脱サラしカフェを経営する夫を持ちながら、自身も個人事業主として生活する主人公のお話です。ローンの支払いにも苦労するような状態から家計、会計、住宅ローン、保険、年金、資産運用、出産と子育てについて、周囲との出会いから学んでいきます。

おすすめポイント

「お金について考えないといけない」という危機感を持たせてくれる一冊です。主人公が庶民的で感情移入しやすく、読んだ私たちも目先の出費の問題から将来待ち受ける大きな支出に向き合わなければいけないなと思わせてくれるでしょう。マンガながら、知識は項目立てて展開されていて、理解のしやすさ、見直しやすさが特徴です。

1.2.新版知らないと損するお金の学校/池上彰

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本の内容

お金に関する基礎知識を池上彰が教えてくれる一冊です。金利・債権・日銀・仮想通貨…現在起きている経済事象に照らし合わせながら、お金に関する基礎用語の意味、詳細、経済に与える影響を解説していきます。

おすすめポイント

ニュース解説の達人なだけあって、用語の解説がとてもうまいです。知っているようで知らないお金の知識を、分かりやすい事例まで落とし込んで解説してくれます。お金の本には、理解しづらい抽象概念にたびたび出くわすことがあるのは事実なので、そこで躓かないために、まずはこれを読んでからスタートしたいものです。

1.3.難しい事はわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!/山崎元、大橋弘祐

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本の内容

金融の予備知識が一切ない著者が、「資産運用のプロ」である大橋氏に「お金の増やし方」を教わるものとなっています。どのような金融商品を買うとよいか、保険には加入したほうがよいのか、家は持ち家と賃貸のどちらが望ましいかなど、誰もが気になるテーマを分かりやすく解説してくれる一冊です。

おすすめポイント

金融に関する予備知識は一切不要です。山崎氏と大橋氏の会話形式で書かれているため、非常に読みやすくなっています。一般的な収入の独身男性がいかに安全に資産を増やすかに力点が置かれているため、これから投資を始めたい人、老後に備えて堅実な資産運用を行ないたい人にはぴったりの入門書です。

1.4.マンガでわかるシンプルで正しいお金の増やし方/山崎元

アマゾンサイトはこちらシンプルで正しいお金の増やし方

本の内容

経済評論家の山崎元が、あらゆる場面でセールスマンや専門家から「カモにされる」人を、お金にまつわる知識で助けていきます。生命保険、持ち家などのセールスマンから、FPや銀行などの専門家、果ては友人まで、お金に関して人に頼るのは厳禁です。自分で知識を身に着けることの大切さをマンガで教えていきます。

おすすめポイント

お金にまつわる個々のテーマを、短編のマンガで解説してくれます。ストーリーも面白いので、読んでいて飽きません。業者の立場からすると「お客様のためにやっている部分もあるんだけどな…」と思うのですが、確かに騙されないための基本的知識を授けてくれるので、「ダマされたくない」と思う人は一度読んでおくと良いでしょう。

1.5.なぜサラリーマンは年収1000万円でもお金持ちになれないのか?/加藤皓太

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本の内容

年に1000万円を稼ぎながらも、望む生活を手に入れられなかった著者が、なぜそうだったのかを日本の仕組みから考える一冊です。減らされる手取り額や足を引っ張る会社の同僚など、生活が楽にならない仕組みを伝えつつ、より多くのお金を得るマインドセットと、今の時代にサラリーマンがやるとよいことを提案してくれます。

おすすめポイント

著者にとってはとても悪者に見えているからでしょうか、国や会社からの搾取に屈することなく、その制度を逆手に取って稼いでいこうとするたくましさには感心します。なぜ自分の生活が豊かにならないのか、その答えを探している人にとっては、非常に腑に落ちる一冊となるでしょう。

1.6.世界一受けたいお金の授業/和仁達也

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本の内容

「お金を増やしたい」、「経済への苦手意識をなくしたい」など、お金や経済について学びたい人向けの入門書です。お金に対する考え方から会計・経済についての基本的な知識まで、幅広い内容を身近な事例を通してわかりやすく学べます。

おすすめポイント

お金や経済についてきちんと学んだことがないまま大人になってしまった人は、意外と多いと思います。本書は、お金や経済の「常識」を学びたい人向けの入門編として最適です。一見難しそうなテーマも、身近な事例でとにかくわかりやすく解説しています。特筆すべきは、各章で具体的な行動提案が示されていることです。ただ学べるだけでなく、お金や経済に「強い」人になるためのヒントを教えてくれます。

2.家計の管理から始めたい人向けの本

「投資はなんだか怖い、勉強してもわかりそうにない」
「自由に使えるお金がない」
などという方には、どちらかというと投資や資産運用のお話よりも、家計をうまく管理することの方が身近に感じられるでしょう。
家計管理のモチベーションを上げたいなら『私の財産告白』を、具体的な家計簿のつけ方を知りたいなら『お金ノート』の方を読んでみましょう。

2.1.私の財産告白/本田静六

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本の内容

明治時代の学者である著者が、自身の体験をもとに財産の貯め方から処世術まで持論を展開していきます。学者という、収入の決して多くない立場で億を超える資産を築き上げた著者が自分に課したルールは「収入の四分の一は貯蓄に回す」というシンプルなものです。

おすすめポイント

シンプルかつ明快なルールを、自分で守っていく事の大切さがよく分かる一冊です。そうは言ってもなかなかできないのが現実なのですが、この本にかかれている人としての基本を守りながら、何とか自分を律したいものです。特別なことは書かれていないのですが、自分を省みるために何度も読み返したくなることでしょう。

2.2.楽しく、貯まる「づんの家計簿」書きたくなるお金ノート/づん

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本の内容

インスタグラムで話題となった主婦づんさんの、購入した物をづん式ルールに従って書き写すだけで家計の収支が一目瞭然になる方法が紹介されています。ルールはシンプルかつ簡単なので、初心者でも始めやすく、これまで三日坊主だった人も続けられる内容です。

おすすめポイント

家計簿をつけるうえで多くの人がつまずく部分(固定費や正確な収支の把握等)をストレスフリーに集計する方法が記載されているので、本書籍を読むことで「家計簿をつける習慣づけ」のハードルがかなり下がるでしょう。ただし、著者は全て手書きで家計簿をつけているため、共働きの人や子供が生まれたばかりの人は時間がとれず向かないかもしれません。集計方法は真似をして、手書きではなくExcelにすると時短になってよさそうだと思いました。

3.投資よりも節約!少ないお金での生き方、考え方を学べる本

「お金を増やすよりも、今のお金で何とかやりくりすることを考えたい」
「お金のことを学びたいけど、お金だけがすべてじゃないと思う」
と考える方もいらっしゃるでしょう。そんな方に向けて選びました。
いわゆる「節約術」を多く学びたいという方には、『年収100万円の豊かな節約生活術』の方がお勧めです。

3.1.年収90万円で東京ハッピーライフ/大原扁理

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本の内容

タイトルの通り、年収90万円で、東京にいながらだれよりもハッピーに暮らす方法がかかれています。具体的な節約方法だけではなく、同調圧力に屈することなく自分の声に素直になることで、幸せを感じられると教えてくれます。

おすすめポイント

きつい節約術に満ちた本かと思いきや、自分の生活にお金がいるという幻想に、著者の率直な考えをぶつけることによって疑問を呈してくれる一冊でした。お金を稼がなければいけない、お金がなければ何もできないという思いに駆られることをばかばかしく思えさせてくれることでしょう。

3.2.年収100万円の豊かな節約生活術/山崎寿人

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本の内容

東大を卒業して超有名企業に就職するも5年で退職。以来20年間定職につかない著者は、そのことを苦にも思っていません。工夫を重ねて、不労所得で生み出される年間100万円の収入で楽しく生きています。その節約術が詰まった一冊です。

おすすめポイント

節約術というと、出費を切り詰め心も貧しくなる、きつい生活を思い描きがちなのですが、捉え方と工夫で楽しい人生に変えられると教えてくれます。年収100万円で生活するまではいかなくても、実践できるポジティブな節約術が満載ですので、試してみたくなることでしょう。

4.お金の概念と世界観に関する本

「資産運用の世界で成功した人からは、お金はどのように見えているのだろう」
「お金の本質を掴んで、自分も資産を築きたい」
という方のために、紹介させていただきます。有名人がたくさん語っています。我々のところに資産運用の相談に来られる方も、『金持ち父さん貧乏父さん』を読んでいる方が多くいらっしゃいます。
現代の成功者のギラついた考えを聞かされるのはちょっと…という方には『バビロンの大富豪』の方がお勧めです。

4.1.金持ち父さん貧乏父さん/ロバート・キヨサキ

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本の内容

多くの投資家が「お金の教科書」として信奉する、お金の本としては代表的な一冊です。著者の実体験から「金持ち父さん」と「貧乏父さん」の考え方の違いを紐解いていきます。

おすすめポイント

当社のお客様でも、本書を読んで不動産投資を始めた方は多いです。収入を生む資産にお金を使い、収入を生み出さないもの、支出を生み出すものにお金を使ってはいけないというのは、誰もが悩む「何にお金を使うのか」に答えてくれるシンプルなルールです。

4.2.お金の真理/与沢翼

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本の内容

2度、一文無しになった経験を持つ与沢翼が、お金の貯め方、お金に対しての考え方を語る一冊です。『「タワマン高層階」「LINE交換」「港区女子」は有害無益』、『「純資産1億円」のコップからあふれた水だけをすする』など、際限のない欲望のブラックホールから、何もなしのどん底状態まで経験した著者だからこそ言えるポストコロナの「お金の真理」を公開しています。

おすすめポイント

与沢翼というと、成金で傲慢というイメージを持っていたのですが、挫折を経て考え方が転換されていて、一種の達観さえ感じられるお金観を展開しています。私と同様に、著者に対して以前のイメージを持っている方ですとかなりギャップを感じるでしょう。欲望のコントロールや、人間関係の損切りなど、現実的な提案は自分が生きていくうえでもとても参考になります。「よく分からないけど与沢翼は嫌い」という人にこそ読んでほしいです。

4.3.お金2.0 新しい経済のルールと生き方/佐藤航陽

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本の内容

株式会社メタップス創業者の佐藤氏が、フィンテック、仮想通貨、シェアリングエコノミー、仮想現実といった「お金」にまつわる最新の技術トレンドを例にとりながら、今まさに生じている経済のパラダイムシフトについて論じた一冊です。本書によれば、我々の社会は資本主義を中心とするものから、必ずしも金銭に換算されない「価値」を軸とする「価値主義」に向かいつつあります。

おすすめポイント

価値主義の社会においては個人の価値を高めること、既存の枠組みの中で競争するのではなく自ら枠組みを作り出すことが重要という本書の一節は印象的でした。すぐに役立つ類の実用書ではないのですが、「フィンテック」等のバズワードの背後にある本質的な社会の変化について理解を深めることができます。ミレニアル世代の行動原理を理解する上でも有用な一冊と言えるでしょう。

4.4.99%の人が気付いていないお金の正体/堀江貴文

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本の内容

ホリエモンが語るお金の概念本。身近にあるシンプルな事例からお金の見方を紹介していきます。多くの人が気付いていないと筆者が主張するのはお金の正体は信用で、お金がなくても信用があればなんとかなる、というものです。

おすすめポイント

お金の専門家に読ませると「物足りない」と感じるでしょう。しかしお金に向き合いながらも「楽しく生きる」ことを忘れない著者の人生、お金の捉え方を知ることができる一冊です。ホリエモンらしく過激な物言いもあるのですが、常識的なお金の見方に一石を投じてくれるはずです。

4.5.バビロンの大富豪/ジョージ・S・クレイソン

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本の内容

市街に裕福な人が多く暮らしていた数千年前のバビロンにおいて、お金持ちが語るお金を増やす法則を、物語形式で紹介していきます。多くの投資家、資産家が推薦する一冊です。

おすすめポイント

得た収入を全て使ってしまうか、一部を投資に回すことで新たな収入を生み出していくかで人生が変わるという事を、いくつかのエピソードとして教えてくれます。生活様式や当時の奴隷の概念など、読み物としても楽しみながら、古代より変わることの無い、資産家となるための大原則を学ぶことができます。

4.6.ミレニアル世代のお金のリアル/横川楓

アマゾンサイトはこちらミレニアル世代のお金のリアル

本の内容

ミレニアル世代=2000年以降に成人になる世代が体験する、それまでの世代とは異なるお金をとりまく環境について解説します。ミレニアル世代の著者が、知っておかなければいけない「お金のリアル」を、仕事、結婚、子育て、家など様々な観点から同世代の読者に語り掛けていく一冊です。

おすすめポイント

景気や社会保障など、お金対しての希望の乏しさが際立つミレニアル世代に共感しながら、アドバイスをくれる語り口は他の書籍にはない魅力です。他の書籍と比べ少し悲観的な部分はあるのですが、その分現実的な回答を求める読者にはおすすめです。

4.7.いま君に伝えたいお金の話/村上世彰

アマゾンサイトはこちらいま君に伝えたいお金の話

本の内容

「村上ファンド」の創設者で、日本の物言う株主としても有名な著者が、具体的な資産運用法ではなくお金の世界観を語る一冊です。お金で苦労しない人生を歩むためのマインドを、自身の半生、自身の子育てとも絡めながら語ります。

おすすめポイント

村上ファンドの創設者で、逮捕された人、というイメージが強いのですが、投資に関してはとてもしっかりした考え方を持っていることが分かります。期待値やリスクについての考え方は、有名投資家なだけあって参考になり、投資以外の面でも応用ができます。

5.投資をこれから始める人が読んでおきたい投資初級本

お金の重要性に気付くと、チャレンジしてみたくなるのが資産運用でしょう。
「投資のハードルはちょっと高いかも」
「しっかり勉強してから取り組みたいけど、難しい理論とかは勘弁してほしい」
という方は、こちらで紹介する本を読まれると良いでしょう。
全部読む必要はありません。投資をすることが決まっているなら『積み立て投資でお金を増やす』を、色んな選択肢を見てみたい、騙されるのが不安という方は『お金に強くなる!』を読むことをお勧めします。

5.1.積み立て投資でお金を増やす/田中唯

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本の内容

20代OLのユイが「ミツルおじさん」から投資のイロハを教わり、実践していく様子をマンガで描いています。「投資」と「投機」の違いから始まり、短期的な値動きに投資結果を左右されない積み立て投資法、投資資金を準備するために行なう、NEEDS・WANTSで書き分ける家計簿など、若いうちからできる実践的知識を紹介しています。

おすすめポイント

マンガと解説文が交互に続き、とにかく読みやすいです。1時間くらいで読めます。著者の実体験に基づいているため、共感しやすいのと、経済の知識がなくても参入しやすい積み立て投資法を紹介することで、投資への心理的なハードルを下げてくれる一冊です。誰もが抱く「暴落したらどうするの?」のようなリスクに対しての解説も、納得いく事でしょう。

5.2.インベスターZ/三田紀房

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本の内容

『ドラゴン桜』の作者が、投資を描いた漫画です。進学校・道塾学園に成績トップで入学した主人公の財前孝史。各学年の成績トップが学校の資産を運用する「投資部」の部員として、投資を学んでいきます。

おすすめポイント

中高生6人が3000億円の資産を8%のリターン目指して運用する、という現実離れしたフィクションなのですが、投資家の心理やお金の歴史、お金に関する格言を分かりやすく学ぶことができ、ストーリーも面白いです。21巻あるので気軽には読破できませんが、ストーリー中には日本を代表する企業の成長秘話や実在の経営者、投資家も登場し、読み応え十分です。

5.3.お金は寝かせて増やしなさい/水瀬ケンイチ

アマゾンサイトはこちらお金は寝かせて増やしなさい

本の内容

人気投資ブログの執筆者である著者が、お金の増やし方を紹介していきます。寝かせるとは「インデックス投資をする」という事です。相場暴落のリーマンショックや東日本大震災を経験してなお、継続して投資を続けてきた体験から、インデックス投資の優位性を解説していきます。

おすすめポイント

インデックス投資の優位性を説く書籍はいくつかあるが、アメリカ人の著者が多く、日本の状況にあてはめてインデックス投資の良さが分かるという意味では貴重な一冊です。著者がどのように資産を増やし続けてきたかを学びつつ、インデックス投資最大のハードルである「売りたい」衝動に打ち勝つ方法も教えてくれます。

5.4.お金に強くなる!ハンディ版/山崎元

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本の内容

証券、銀行、生命保険、投資信託会社、シンクタンク業界を経験し金融業界を知り尽くした著者が、お金との付き合い方や資産運用をゼロから始める実践的手法、運用時のリテラシーについてわかりやすく解説している書籍です。

おすすめポイント

お金の超初心者が資産運用の第一歩を踏み出すために書かれた超入門書です。図解や事例がふんだんに盛り込まれており、山崎氏の著書の中でも読みやすい印象です。お金をどれくらい貯め、どんな金融商品に投資すればいいかを具体的に解説しています。本全体のボリュームもちょうどよく、2~3時間で読み終わります。これから資産運用を始めたい、まだ何も投資について知らない人におすすめです。

5.5.33歳で手取り22万円の僕が1億円を貯められた理由/井上はじめ

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本の内容

交通事故で生死をさまよった経験から、著者が1億円の資産を築いた道のりを記しています。自分の生活費以外の全てを投資信託で運用すると共に、不動産投資で住居費をゼロにしながら資産を増やしていく様子を解説した自伝的書籍です。

おすすめポイント

自身を「節約家」と評する著者の方法は、資産のほとんどを預金する日本人にとっては向こう見ずにも見えるのですが、「世界人口が増えていく」ことを根拠に投資を続けていく様子はすがすがしささえあります。資産運用には元手が必要だと思い込んでいる人にお勧めです。

5.6.父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え/ジェイエル・コリンズ

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本の内容

投資で大成功するための複雑な知識やテクニックではなく、「会社に縛られないお金」をつくるために、一時の株価暴落に振り回されずタフでいなさいという心がけと、①借金をせず②収入より多い支出をせず③貯蓄を投資に充てるという投資に対する基本的な姿勢が書かれています。

おすすめポイント

投資を始めたいけれど何から手を付けたらいいのか分からないと思っている人におすすめです。投資姿勢や方法はシンプルなので真似できそうですし、初心者が株式投資に抱く「株価暴落で損したらどうしよう」という不安が和らぐので、そろそろ証券口座をつくってみるかという気持ちになる本です。

5.7.投資信託選びでいちばん知りたいこと/朝倉智也

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本の内容

モーニングスターの代表が、何千本もある投資信託の中から、自分が選ぶのにおすすめの投資先を教えてくれる一冊です。「アクティブ」「インデックス」の違いや、選定基準を、初心者でもわかるように解説していきます。

おすすめポイント

基本的な知識はもちろん、投資信託を探すアプリの使い方を、実際のスマホ画面のキャプチャも交えながら解説するので、投資信託の初心者にお勧めです。これ以上ないくらい親切に書いてありますので、実際の探し方やズバリお勧めの銘柄まで詳しく知りたい方は読んでみると良いでしょう。

6.投資をもっと詳しく学びたい人向けの解説書

「投資について何となくわかってきた」
「どんな場面でも使える知識を身に着けたい」
と、勉強熱心な方もいるはずです。少し時間はかかりますが、こちらで採り上げる書籍で学びを深めましょう。
採り上げているのは株式投資が基本ですが、著者の主張も、それぞれの立場によって大きく異なります。色々な見方をバランスよく学びたいなら『ウォール街のランダム・ウォーカー』『賢明なる投資家』『マネーの公理』を読み比べてみましょう。客観的なリテラシーを身に着けられるはずです。

6.1.ウォール街のランダム・ウォーカー/バートン・マルキール

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本の内容

インデックスファンドに投資資金をつぎ込むのが最も安全にパフォーマンスを上げられると主張する著者が、様々な投資理論を学術的アプローチで論破していきます。株式市場の歴史から、「自分だけは株式市場の平均を上回るパフォーマンスを上げられる」という個人投資家の根拠なき自信を砕きつつ、個人が安定的に資産を築く手法を教えてくれます。

おすすめポイント

これから株式投資を始めようと思う人に、「株式市場とどう向き合えばよいか」を教えてくれます。アクティブな投資家が、実際にはチンパンジーがランダムに株を選ぶよりも成果をあげられていないという結果は最初は意外な印象を持ったのですが、この方を読めば、より多く、より早く稼ぐことを目的として試みられる新規の投資手法がどのような性質で、どんな結果に終わったのかが理解できます。折々のバブルに関する実態の紹介は、読み物としても面白いです。

6.2.敗者のゲーム/チャールズ・エリス

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本の内容

全米累計100万部を超えるという、多くの投資家に読まれてきたロングセラー。インデックスファンドの活用が、市場平均利回りを上回る成果を株式投資であげることが困難になった現代においては最も簡単かつ成果が上がると主張します。

おすすめポイント

投資の歴史から、インデックスファンドへの投資の優位性を説く一冊です。市場平均に打ち勝とうとするアクティブファンドマネージャー、もしくは個人投資家の行動がなぜ長期的に市場平均に劣るのかを理論的に説明してくれます。少し難解で読破に時間はかかると思いますがインデックス投資が他に勝ることをとことん納得したい方におすすめです。

6.3.賢明なる投資家/ベンジャミン・グレアム

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本の内容

世界で最も有名な投資家と言っても過言ではないウォーレン・バフェットが師と仰ぐベンジャミン・グレアムが残した、バリュー投資の最高傑作。ほぼすべての投資家が認める投資の教科書です。

おすすめポイント

古典的名著と言われるだけあって、流行に流されない、証券投資の本質を解説してくれる一冊です。例に出る企業や投資環境が古くなじみが薄いため、理解しながら読むことは一筋縄ではいきませんが、読み終われば個人の投資戦略から各証券のファンダメンタル分析まで一通り確かな知識を学べます。投資家を志すならいつかはチャレンジしたい一冊です。

6.4.デイトレード マーケットで勝ち続けるための発想術/オリバー・ベレス、グレッグ・カプラ

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本の内容

テクニカルトレーダーである2人の著者による不朽のロングセラー。手っ取り早く稼げるようになるトレード手法ではなく、マーケットで勝ち続けるための正しい思考法が解説されています。株式投資について書かれた本だが、FXトレーダーにとっても非常に役立つ内容です。

おすすめポイント

本書を読めば、トレーダーとして成功するためには、トレード手法よりも思考法が重要だと理解できます。「株式を取引するのではなく、人を取引する」など、本質的なことに気付かせてくれる教訓が並んでいます。重要な主張は表現を変えて繰り返し述べられるので、理解しやすいです。これから投資を始める人におすすめなのは勿論、既に投資をしている人にとっても何度も読み返したくなる一冊です。

6.5.マネーの公理 スイスの銀行家に学ぶ儲けのルール/マックス・ギュンター

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本の内容

金融界でもその高い知見に注目が集まっているスイスの金融家による、儲けるためのノウハウ、信条を12の公理によって表現した一冊です。リスクのコントロール、資産を積み上げるための手法を書いています。

おすすめポイント

全てを「投機」と明確に言い切る著者の主張は、これまで紹介してきた多くの書籍が勧める「長期間の積み立て投資」「分散投資」などをよしとしない立場をとっています。「リスクをきちんとコントロールしながら、周りの多くの人よりもリターンを多く得たい」と思う積極的な投機をしたい人、本格的な投資を自分の手腕で行いたい人には、知見を与えてくれるでしょう。

6.6.ビジネスエリートになるための 教養としての投資/奥野一成

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本の内容

農林中金バリューインベストメンツで高いパフォーマンスを実現するCIOである著者が、投資の哲学を語る一冊です。「強靭な構造」を持つ企業に投資する、売らなくていい会社にしか投資しないなど、小手先のテクニックではない投資の本質を教えてくれます。

おすすめポイント

株式投資において買い方や指標の見方、分散投資や損切りの方法など、テクニックを指南する本は多くありますが、広く調査し、深く思考し判断する哲学を教えてくれる書籍は貴重です。本来の投資、伸びる企業の見つけ方を身に着けたい人にお勧めです。

7.さいごに

いかがでしょうか。それぞれの書籍の主張や立場は少しずつ異なりますが、全ての書籍を読んでみて思う事は、自分に合ったお金の増やし方、守り方のスタイルを早く確立し、実行することが重要だという事です。多くの気づきと出会っていただける事を願っています。

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