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管理会社が語る!エリア別賃貸需要最前線(埼玉県版)Vol.1
平成30年02月20日

管理会社が語る!エリア別賃貸需要最前線(埼玉県版)Vol.1

武蔵コーポレーションでは、LM(リーシングマネージャー)と呼ばれる、空室の入居付けを行う営業担当が日々、賃貸仲介業者様を訪問し、エリア別の賃貸需要をヒアリングしています。 日の訪問数は30~40件に上るため、成約事例やそのエリアのニーズについて、管理会社側の視点だけでは分からない現場の意見を伺うことも多いです。それらを踏まえた条件変更の提案や、仕入れ時の参考情報にするなど、最大限の活用を行っています。

 

本記事では、賃貸仲介現場へのヒアリング、及び武蔵コーポレーションでのこれまでの成約事例のデータから、埼玉エリアの賃貸市況について紹介します。まずは第一弾、春日部駅周辺の市況を見てみましょう。

競合物件の多い春日部エリア

春日部駅は、一日の平均乗降客数が約7万人の駅で、東武スカイツリーライン(東武伊勢崎線)、東武アーバンパークライン(野田線)の2路線が乗り入れるターミナル駅です。北千住駅まで30分、大宮駅まで23分、スペーシアを利用することで、浅草駅まで約40分で移動も可能です。

 

駅周辺は商業施設が豊富にあり、イトーヨーカドー、ララガーデン春日部などがあり、住環境は良好な駅と言えます。都内へのアクセスも良好で、なおかつ駅としての活力もあるので、春日部は都内へ通勤する方のベッドタウン的な存在となっています。

 

その立地性の良さもあってか、春日部駅周辺では平成30年の1~3月末竣工の新築物件が十数棟建築されており、競合は増えてきているのが現状です。中でも1R、1Kの間取りで、共益費込み5万円台前半という安目の賃料で募集されているものも出てきています。

 

入居付けに苦労している他の管理会社様では、このような状況に対し条件面の妥協を余儀なくされている側面があります。敷金礼金をなしにしたり、仲介手数料や保証会社加入料をオーナー負担にしたりして、入居へのハードルを下げて募集する、いわゆる初期費用低減キャンペーンを打ち出している場合も少なくありません。

低賃料帯ファミリー物件のペット飼育需要がポイント

しかしその中でも、駐車場代込みで家賃総額が8万円以下となるような低価格帯ファミリー物件で、なおかつペットを飼育することが可能となっているものは平成30年2月現在で競合が少なくなっています。実際にこれまでまったく反響が無かったファミリー物件をペット相談可に変更することで成約した事例を複数、仲介業者様からのヒアリングで把握しています。

 

武蔵コーポレーションで管理をしている物件でも、春日部駅の近くに位置している、東岩槻駅が最寄りのファミリー物件でペット可に条件変更して募集した経験があります。結果として閑散期にも関わらず、他のお部屋に比べて4000円賃料を上げて成約することができました。

条件変更に際して

競合が多い場合は、他の物件といかに差別化するかが入居付けに際し大きなポイントとなってきます。しかし条件変更の選択肢は非常に多いので、エリアニーズをとらえてアクションを起こすことが重要です。

 

また、今までペットの飼育が不可だった物件をペット飼育可にする場合など、既存の入居者様の理解を得ないと問題が発生するような種類の条件変更もあります。条件変更を行うことによってどのような悪影響が発生するのか、実行に移すときは慎重に行動することが求められます。

 

今回は春日部駅周辺の賃貸市況についてお伝えさせていただきました。今回ご紹介したのは一例に過ぎませんが、どんな条件変更を行えば、そのエリアの入居希望者様にとって魅力的な物件と映るのか、考えたりヒアリングしたりしてみてはいかがでしょうか。

 

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